正中線も妊娠線クリームで消すことができる?

正中線という言葉を聞いたことはあるでしょうか。妊娠が進むにつれて、下腹部からみぞおちのあたりまでまっすぐな線が現れる人がいます。

 

この線を「正中線」と呼んでいます。私もばっちり正中線ができました。妊娠7か月頃にはっきりと目立つようになりました。この正中線、看護師さんに相談したところ、妊娠線とはまったく違うものだそうです。

 

正中線はどうしてできるの?

私たちの体が母親のお腹の中で作られて成長する過程で、細胞分裂を繰り返します。人間の身体が左右対称になっているのは、細胞が左右に平等に分裂したからといわれています。

 

正中線は細胞分裂の名残であり、女性だけでなく男性にも存在するのだそうです。もちろん、赤ちゃんの頃から。生まれた時には肌色で目立たないだけで、妊娠してメラニン色素が濃くなっていくことで、正中線がはっきりと浮かび上がってくるということです。

 

ですから、妊娠による皮膚の内側の亀裂である妊娠線とは発生する原因も仕組みも違うということになります。

 

正中線は自然に消える?

妊娠するとホルモンバランスが大きく変わり、メラニン色素を蓄積しやすい体になってしまいます。正中線の部分だけでなく、腋の下や乳首が黒く変化していくのも同じ理由からです。ホルモンバランスで黒ずみが目立つようになった箇所は、出産後にホルモンバランスが元に戻るのに合わせて、再び目立たなくなっていきます。

 

私も出産して半年くらいしてから、目立たなくなっているのに気付きました。腋の下やおへその中も黒ずんでいて、本当に元に戻るのかと心配になりましたが、いつの間にかすっかり消えて元の肌色に戻っていました。

 

妊娠線クリームが正中線に効くのかどうかという質問をいただくことがありますが、正中線を消すのにはあまり効果がありません。そのかわり、肌のターンオーバーを促すという意味では、妊娠線クリームによる保湿は効果的といえます。

 

ホルモンバランスによるメラニン色素の増加はやがて落ち着きますが、色素がそこに沈着してしまえばなかなか消えないやっかいな存在になります。色素沈着を防ぐ意味でも、正中線にも妊娠線クリームを塗ってあげましょう。

 

ホルモンバランスの乱れでメラニン色素が増えるということは、顔のシミ・そばかすも増えやすい時期ということです。妊娠中のボディケアは妊娠線クリームに任せて、顔などの露出した部分のケアは日焼け止めクリームを使いましょう。もちろん、

 

妊娠中は肌荒れしやすい時期ですから、低刺激で安全な成分で出来ている日焼け止めを選んでください。

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